個々の力が評価される時代になりつつある昨今、
「裁量権やスピード感のある環境で働きたい」
「将来のキャリアのために若いうちからたくさん挑戦したい」
このような理由でベンチャー企業に興味を持ち、大手企業からキャリアチェンジ転職をする方が増えています。
しかし、本記事に辿りついた読者の中には
実際にベンチャーと大手ではどれくらい環境が異なるんだろう?
ベンチャーへ転職して後悔することは避けたい…
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、ベンチャー転職はキャリア選択肢の一つとして非常にオススメします。
私自身、圧倒的な当事者意識と高速PDCAを回す力が身につき、短期間で市場価値が爆上がりしました。
今では会社員を辞め、法人化を見据えたフリーランスとして活動できるほどの力を身につけられました。
本記事では、20代で営業職として大手企業とベンチャー企業どちらも経験した私の実体験をもとに
ベンチャー企業に勤めてよかったこと
そもそもどんな人が向いているのか
転職成功に必要な3ステップ etc …
を分かりやすく解説していていきます!
後悔しないキャリア選択をしたい方は、ぜひ最後までお読みください。
今、転職で迷われている方の参考になれば嬉しいです。
【7倍】大手からベンチャーへの転職件数は急増中
エン・ジャパンの転職サイト「AMBI」によると、ここ数年で大企業からスタートアップへの転職者が急増していると言われています。
かつての日本では当たり前だった「終身雇用制度」が崩壊されつつある時代の中で、
20~30代だけでなく、40代以上の経験豊富なベテラン社員も、より挑戦的な環境を求めてスタートアップへと転身するケースが増えているんです。
なんでここまでベンチャー転職が活発化するようになったの?
代表的な要因は3つ。
パンデミックを機に、人々の働き方や価値観が大きく変化。安定志向から、より成長できる環境を求める人材が増えた。
スタートアップの成長
技術革新や社会の変化に対応するため、スタートアップは急速に成長。その過程で、経験豊富な人材の需要が高まっている。
待遇の改善スタートアップ
優秀な人材の獲得競争が激化しており、高水準の報酬や柔軟な働き方を提供している。
大手とベンチャーで平均の年収差も縮まってるんだね!
実際に転職した方の声も紹介します。
以前であれば珍しい転職であり、「大丈夫?」と心配してくる人もいました。しかし今では「うらやましい」とか「職場の雰囲気とか教えて」と関心が高いと感じる声を耳にします。
26歳で大手総合商社からベンチャーに転職した男性
ベンチャーに勤めてよかったこと【転職にオススメ】
ここまでは、近年ベンチャー転職する方が増えている現状やその理由を紹介しました。
ここからは実際に私の実体験をもとに、「ベンチャーに勤めてよかったこと」を大手企業との違いを含めて解説します。
① 柔軟な職場環境で働ける
② 幅広い経験を積むことができる
③ 実力があれば20代で役職者に抜擢される
ひとつずつ解説していきますね。
① 柔軟な職場環境で働ける
大手だと、長年培ったルールが根強く残っていて、新しい取り組みの許可取りが難しいんだよね…
ベンチャー企業では、柔軟な働き方や新しいアイデアが歓迎されることが一般的です。
特徴としては、
部門間の垣根が低い
働く時間や場所の融通が利くだけではなく、若手社員の積極的な意見も業務に反映させることができます。
ベンチャー時代は自分の声が幹部陣に届いている実感を得られ、やりがいに繋がっていました。
さらに部門間の壁が低く、様々な部署の人と協力して仕事を進める機会が多いので、自分のスキルを広げることにも繋がります。
② 幅広い経験を積むことができる
ベンチャー企業では、限られたリソースで数々の業務をこなす必要があるため、幅広い経験を積むことができます。
例えば、営業だけでなく、マーケティングや経営企画など、様々な業務に携わることで、ビジネス全体を俯瞰的に捉える力を養うことができます。
また、新事業の立ち上げなどの重要プロジェクトに手を挙げやすい環境も、自己成長欲の高い人にとっては魅力的なポイントといえるでしょう。
ビジネス全体に携わる経験は、自分の市場価値を高められ、次の転職や副業、起業にも活かせられます
大手企業では、20代の新人から定年近いベテラン社員まで、上には上がいるのが当たり前。
そんな環境では新入社員だけではなく、20代後半~30代前半になっても大規模な仕事を任せてもらえないなんていうことも。
例えば営業職では決められた部署でずっと新規開拓だけ!など仕事が限定的になることも多いです…
「大手では20年勤務していないとできない経験」が、やる気と実力次第で「誰でも経験できる」環境はベンチャー企業ならでは、ですね。
③ 実力があれば20代で役職者に抜擢される
大手はまだまだ年功序列の社会。自分が管理職になれるのは十数年後だろうな…
大手企業では、まだまだ実力よりも社歴が優先されやすい傾向があります。
しかし、ベンチャー企業は成果主義。
実力があれば、社歴や年齢関係なく重要なポジションを任されることは珍しくありません。
筆者の知人は、新卒入社2年目でインサイドセールス部門の責任者を任されていました。
若いうちに責任ある仕事を経験することで、成長スピードが加速することは間違いなし。
また、経営層との距離が近く、自分の意見が会社の方向性に直接影響を与えることができるため、やりがいも大きいでしょう。
前職では社員が5,000人程度の大企業だったので、経営陣と関わる機会はゼロでした。しかし、今では私の直属の上司が取締役。経営目線を持っている人と一緒にがっつり働けるのは学びが多いです!
大手外資人材企業からベンチャー転職した男性
社長や役員などの経営陣目線からの見解も傍で聞くことができ、新しい価値観を持つことができるのは良いですよね。
【実体験】ベンチャー転職を成功するために必要な3ステップ
ここまで読んでくれたあなたは
よし!転職活動始めるぞ!
とやる気になってきているかもしれませんね!
とはいえ、闇雲に転職活動を進めることは危険です。
転職活動自体、時間や労力がかかることなので、「できるだけ次は長く勤めたい」もしくは「最後の転職活動にしたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
私自身が3回転職を経験し、失敗しない転職活動を行うためには、以下の3つのステップが重要だと気づきました。
① 自己分析を徹底し、「自分の軸」を見つける
② 転職エージェントを活用する
③ 求人サイトでカジュアル面談を申し込む
これらは超重要なので、ひとつずつ解説していきますね。
① 自己分析を徹底し、「自分の軸」を見つける
転職活動で最も重要なのは、「転職する目的」を明確にすることです。
そのためには、自己分析(自己理解)を徹底し、「自分の軸」を見つけることが重要です。
自分に合う企業を見つけたいなら、まずは自分自身を理解しないとね。
具体的には、以下の点をじっくりと考えるようにしましょう。
自分の価値観
どのような人生を送りたいのか、どのような仕事にやりがいを感じるのか
自分の強み・弱み
どのようなスキルや経験を持っているのか、どのような性格なのか
理想のキャリアプラン
将来的にどのようなキャリアを築きたいのか
これらの点を明確にすることで、本当に自分に合った転職先を見つけることができます。
わたしは八木仁平さんが代表を務める株式会社ジコリカイの自己理解プログラムを受講して、転職→独立を決心できました!
キャリアに悩んでいる人は、まずこちらの動画を視聴しながら「自己分析100の質問」に回答してみてください!
「自己分析がうまくいかない」
「キャリアプランが全然定まらない」
とお悩みの方はプロのキャリアコーチに相談してみるのも良いでしょう。
キャリアコーチングサービス『キャリート』は、生涯にわたって使えるキャリアデザイン設計のスキルや考え方を身に付けることで有名。
興味がある人は、まずは無料のキャリア相談を受けてみましょう!
② 転職エージェントを活用する
転職活動は、時間と労力のかかるものですが、転職エージェントを活用することで、効率的に転職活動を進めることができます。
転職エージェントを使うメリットは以下です。
完全無料で使える
非公開求人にも応募ができる
書類の添削や面接対策などのサポートあり
求人紹介や応募手続きをキャリアアドバイザーに任せられる
年収などの条件交渉も任せられる
自分では言い出しにくい年収や待遇などの条件交渉をおこなってくれるのは助かりました!
わたし自身、書類選考や面接を進む中で落ち込むこともありましたが、そういう時こそキャリアアドバイザーが心の支えになることが多かったです。
キャリアアドバイザーに相談することで自分では想像していないかった就職先が見つかることも!
価値観や強みをよくヒアリングした上で、今後のキャリア形成も見据えてアドバイスしてくれるので、1人で転職活動をするよりも、上手く進みやすい印象があります。
③ 求人サイトでカジュアル面談を申し込む
転職エージェントから紹介される企業だけでなく、求人サイトを使って自ら気になる企業にカジュアル面談を申し込むこともオススメです。
数多くある求人サイトの中でも『Wantedly』は、カジュアル面談を行う上で非常に便利なツールです。
Wantedlyでは、企業の募集ページで「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックするだけで、簡単にカジュアル面談を申し込むことができます。
応募のハードルが低い
正式な応募とは異なり、カジュアル面談は気軽に企業のことを知りたいという人に開かれています。そのため、ハードルを感じることなく、多くの企業と接触することができます。
企業のリアルな情報を得られる
面接のように堅苦しい雰囲気ではなく、リラックスした状態で企業の雰囲気や仕事内容について質問することができます。 手軽に企業とつながれる
Wantedlyでは、カジュアル面談だけでなく、企業の社員との交流会やイベントなども開催されてるので要チェック!
企業とのミスマッチを防ぎ、自分に合った企業を見つけるために、ぜひ積極的に活用してください。
ベンチャー転職で失敗したくないなら「マーキャリNEXT CAREER」
ベンチャー転職なら成長市場のSaaS企業に特化した「マーキャリNEXT CAREER」を活用しよう!
「The Model(ザ・モデル)型営業組織」を採用するSaaS企業に特化した転職エージェント『マーキャリNEXT CAREER』。
インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス、マーケティングなど「SaaS業界で活躍したい」あなたをサポートしてもらえます。
企業ごとの選考対策を徹底的に指導してくれる
次世代キャリアの適性診断あり
「使ってよかった」口コミAWARD2年連続最優秀賞 SaaS企業に精通したプロのアドバイザーによるサポート
マーキャリNEXT CAREER | エージェントA | エージェントB | |
---|---|---|---|
特化領域 | SaaS企業に特化 | IT業界全般 | 多様な業界に対応 |
強み | SaaS業界の深い理解、非公開求人多数、書類選考通過率向上サポート | 大手ならではの求人数、キャリアコンサルタントの質の高さ | 幅広い業界への転職支援、キャリアアップ支援プログラム充実 |
特徴 | 「The Model型営業組織」を採用する企業に強い、キャリア面談で個別指導 | 多様なキャリアパスを提案、業界・職種に関する情報提供 | 転職活動のスケジュール管理、面接対策サポート |
ユーザー層 | SaaS業界に興味がある人、セールス・マーケティングの経験がある人 | IT業界でキャリアアップを目指す、IT業界へ未経験転職したい人 | 幅広い業界で転職を検討している人、キャリアチェンジをしたい人 |
「どの転職エージェントからも同じような求人しか紹介されない」
「SaaS/ITの求人を見てもどこが良いか、どんな業務をするのかイマイチ分からない」
そう悩まれている方は、ぜひ『マーキャリNEXT CAREER』でキャリア面談をしてみてください!
転職してよかった!ベンチャー企業に向いている人の特徴3選
正直、仕事は向き不向きよりも「前向き」に取り組めるかどうかが大事です。
とはいえ、
ベンチャーで活躍できる人の特徴が知りたい!
と、自分が「ベンチャーで活躍できるタイプ」なのか確認しておきたい人もいるでしょう。
ここでは、ベンチャー企業に向いている人の特徴を3つ紹介していきます!
① 幅広く経験を積んで成長したい人
② 自ら成長し学ぶ意欲がある人
③ 将来的に独立・開業を検討している人
ひとつずつ解説していきますね。
① 幅広く経験を積んで成長したい人
ベンチャー企業は、大手企業に比べて組織がフラットで、様々な業務に携わる機会が多いのが特徴です。
そのため、特定の業務に特化するのではなく、幅広い経験を積んでスキルアップしたいという方には最適な環境と言えるでしょう。
例えば、営業職であっても、マーケティングや経営企画の業務に携わる機会があり、多角的な視点からビジネスを学べます。
さらに会社全体の成長に貢献できる実感を得やすく、自身の成長と会社の成長を同時に実感できるというやりがいがあります。
ベンチャー企業は、新しいことに挑戦し、常に変化を続ける環境です。
「いろいろな経験を積んで急成長したい」
「変化のなかで積極的にスキルを習得したい」
という方は、ベンチャー企業に向いているでしょう。
② 自ら成長し学ぶ意欲がある人
ベンチャー企業では、社員一人ひとりが会社の成長に責任を持ち、主体的に行動することが求められます。
上司や先輩社員からの指示を待つのではなく、自ら課題を発見し、解決策を提案する マニュアル化されていない業務が多いので、自ら考え行動する
自ら成長し学ぶ意欲がある人は、成長をし続けられますし、上司にも評価されやすい傾向があります。
「先輩の仕事を隣で見ながら自分なりに取り組める」
「成長するために何をすれば良いのか自発的に考えて行動できる」
このような人はベンチャー企業が向いているでしょう。
事業に関するビジネス本を読んだり、積極的にセミナーや勉強会に参加する姿勢は大事だと思います!
③ 将来的に独立・開業を検討している人
将来的に独立や開業を検討している人は、特にベンチャー転職がオススメです。
ベンチャー企業では、新しいビジネスモデルを創出し、それを実現するために必要なスキルを身につけることができます。
資金調達
マーケティング
チームビルディング
「自分で会社を立ち上げたい」
「将来的に経営者として活躍したい」
という方にとって、自分のビジネスを立ち上げる際に大きな力となるでしょう。
ベンチャー企業のネットワークを活用することで、起業後のビジネスを円滑に進めることができる可能性も大きいですね。
やめとけばよかった…ベンチャー転職で後悔する人の特徴3選
これまでもお伝えしたように、ベンチャー企業はスピード感があり、新しいことに挑戦できる魅力的な職場です。
しかし、軽い気持ちでなんとなくベンチャー企業に転職すると、思わぬ苦労を味わう可能性も。
ここではベンチャー転職で後悔しがちな人の特徴を3つ紹介します。
① なんとなくのイメージだけで転職してしまった人
② 社長がどんな人かあまり調べずに決めてしまった人
③ 当事者意識が低く、受け身な人
① なんとなくのイメージだけで転職してしまった人
ベンチャー企業というと、「自由」「成長」「若くて活気がある」といったポジティブなイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、同時に、ベンチャー企業ならではの厳しい現実も存在します。
例えば、
少ない人数で多くの仕事をこなすため、長時間労働になる可能性が高い
資金調達や事業拡大のために、常に新しいアイデアを出し続けなければならない
福利厚生が整っていない場合がある
成果が出ないと安定した収入が得られない可能性がある
といった点が挙げられます。
ベンチャー企業への転職を成功させるためには、事前にしっかりと情報収集を行い、自分のキャリアプランと照らし合わせて慎重に判断することが大切です。
② 社長がどんな人かあまり調べずに決めてしまった人
ベンチャー企業への転職を考える上で、社長のタイプは非常に重要な要素です。
少数精鋭の起業では、社長の考えや行動が会社全体の雰囲気や方向性に大きく影響するからです。
社長の能力や人柄によって、あなたの働き方も大きく変わってきます。
例えば、
大きな目標に向かってチーム一丸となって働くことができます。
マイクロマネジメントなタイプの社長
細かい指示のもとで働くことになり、自由な発想で仕事をするのが難しいかもしれません。
社員の成長を重視するタイプの社長
積極的に新しいことに挑戦できる環境が整っているかもしれません。
経営方針や評価、育成方法にギャップがあり「思ってたのと違った…」と転職後すぐに辞めてしまう人もいるので要確認です!
社長の情報を集めるには、以下の方法が有効です。
会社の理念や社長のメッセージが掲載されている場合があります。
SNS
社長が個人的なSNSを利用している場合は、その人の考え方や価値観を知ることができます。
社員へのインタビュー
実際に働いている社員に話を聞くことで、生の声を聞くことができます。
後悔のない転職をするために、社長のタイプをしっかりと見極めていきましょう!
③ 当事者意識が低く、受け身な人
ベンチャー企業では、自ら考え行動する「当事者意識」が求められます。
大手企業では、ある程度仕事の流れが定まっており、指示されたことをこなすことが中心となることが多いでしょう。
しかし、ベンチャー企業は0→1を生み出す仕事が中心。
そのため、マニュアルにない仕事も多く、自ら課題を見つけ、解決策を実行していく必要があります。
例えば、
新規顧客との関係構築
各部署やチームメンバーとの連携
当事者意識が低く受け身な人は、結果的にベンチャー企業での仕事に満足できない可能性があります。
ベンチャー企業への転職を検討している方は、ご自身のスキルや経験、そして働く上での価値観と照らし合わせて、慎重に判断することをおすすめします。
【まとめ】ベンチャー転職してよかった!と思える転職活動をしよう
本記事では、20代で営業職として大手企業とベンチャー企業どちらも経験した私の実体験をもとに
ベンチャー企業に勤めてよかったこと
そもそもどんな人が向いているのか
転職成功に必要な3ステップ etc …
を分かりやすく解説しました。
一番重要な転職成功に必要な3ステップと、具体的なアクションをまとめましたので最後にご覧ください!
① 自己分析を徹底し、「自分の軸」を見つける
「自己分析100の質問」をやってみる
② 転職エージェントを活用する
「マーキャリNEXT CAREER」でまずはキャリア相談【料金不要】
③ 求人サイトでカジュアル面談を申し込む
「Wantedly」で企業を探す
企業ごとの選考対策を徹底的に指導してくれる
次世代キャリアの適性診断あり
「使ってよかった」口コミAWARD2年連続最優秀賞 SaaS企業に精通したプロのアドバイザーによるサポート
後悔のないキャリア選択のためにも正しい転職活動をおこなっていきましょう!