「今の仕事辞めたいなぁ…」
と思っても、なかなか次に行動できない。
なぜなら面接が死ぬほど嫌いだから。
転職活動の間のストレスと、今の仕事のストレスを天秤をかけると悩ましくだらだらと数年経過…
このような状況にお悩みではありませんか?
苦手を通り越して死ぬほど嫌いって人多いはずです。
筆者も営業職として働いてきたにも関わらず、同じように転職活動における面接が死ぬほど嫌いでした。
最初は「面接得意になろう」と、ネット上のアドバイスを参考にして
面接時の回答をあらかじめ考えて何度も練習したり、とにかく数を重ねて慣れるためにたくさんの企業との面接を繰り返しました。
その結果、
さらに面接への苦手意識が強まってしまいました。
なぜならば、ネット上のありきたりなアドバイスだけを鵜吞みにして、やみくもに挑戦したことで、失敗の数だけが増えてさらに自信を無くしてしまったから。
その経験から、面接が死ぬほど嫌いな人は、嫌いな人向けの対策が必要なことが分かりました!
それからの私は転職活動の仕方を工夫したことで、すんなりと3社から内定獲得
そんな実体験をもとに、この記事では「面接嫌いな人ができるだけ勝ちやすい転職活動の仕方」や「面接前後で誰でも簡単にできる小ワザ」などを紹介します。
すべて私自身が実践したことなので、かなり再現性は高いはず!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「面接が死ぬほど嫌い」という苦手意識を和らげる考え方
まずは、面接が死ぬほど嫌いだった私が転職に成功できた時の考え方を紹介します!
よくよく考えると当たり前なことなんですが、意外と気づけてない人が多いんですよね。
① 面接官や他の応募者も同じように「面接が苦手な人」は多い
② 面接は一方的に審査される場ではなく、お互いに相性を確かめる場
③ 転職活動の目的は「合格すること」ではない
それでは、1つずつ解説していきますね。
① 面接官や他の応募者も同じように「面接が苦手な人」は多い
社内にもいませんか?乾杯の挨拶がぎこちない人や、飲み会の席でも全然喋らない人。
分かると思いますが、働いている人皆が、面接(そもそも人と話すこと)が得意なわけではないんです。
そんな人たちでも「仕事だから、とりあえず頑張って話せるように装っている」んです。
ベースメントアップス株式会社の【仕事に関するアンケート調査】では、
なんと、83%の方が「面接に苦手意識はある」と回答されています。
【退職の前に読むサイトから引用:https://taisyokuagent.com/articles/607】
面接官側だって、本当は面接中めちゃくちゃ緊張しています…
そして緊張するのは、面接官側も同じ。
面接官は、会社の魅力を候補者のあなたに積極的にアピールする必要があります。
なぜなら、候補者に良い印象を与えられなければ、採用活動が成功する可能性が低くなるだけでなく、
会社の口コミや評判にも悪影響を及ぼす可能性があるからです。
例えば、面接官の態度が悪かったり、説明が不十分だったりすると、候補者は会社に対して悪い印象を持ち、口コミサイトなどでネガティブな評価を投稿する可能性があります。
面接の雰囲気が少しピリッとしてしまうのは、お互いの緊張が伝わっているから。
良い面接の雰囲気を作るためには、面接官と候補者双方の気遣いが大切です。
候補者としては「面接官と一緒に良い面接時間を過ごす」ことを目標にして、
身だしなみを整え、時間厳守で面接に臨み、面接官の話には熱心に耳を傾けるようにするといいですよ。
② 面接は一方的に審査される場ではなく、お互いに相性を確かめる場
面接に苦手意識をもってしまう理由の一つは「評価される」ことに対する恐怖だと思います。
しかし、面接は、企業が候補者を一方的に審査する場ではありません。
「面接は企業と候補者がお互いに相性を確かめる場である」
このことを意識することで、面接に対するプレッシャーを軽減することができます。
あなたのこれからの人生を共にできる会社なのか、過ごしやすく実力を発揮できそうな会社なのか、面接官を通して確認していきましょう。
たまにある事例ですが、
企業側も候補者側も片方が質問攻めして、「こちらが選ぶ気満々」みたいな面接はNG!
お互いが選び選ばれる前提での会話を大事にしてください。
あくまでも、5:5 でお互いが見極めるための腹を割った会話をできるように意識すると良いです。
③ 転職活動の目的は「合格すること」ではない
「自分に合った仕事を見つけること」こそが、転職活動の目的です。
さらに最終的な目的は、「入社後にその会社で、あなたがイキイキと働けること」です。
面接で不合格だったとしても、それは必ずしもあなたの能力や経験が不足していることを意味するものではありません。
単に、その企業との相性が合わなかっただけという可能性もあります。
転職活動において最も怖いのは、入社後にミスマッチに気づいてしまうパターン。
なので「不合格」だった場合は、現段階でそう判断してもらえて良かった!とポジティブに捉えましょう。
入社後に「やっぱり辞めたい」ってなるのが一番つらい‥!
面接は「合格/不合格」という結果で捉えるのではなく、
「自分に合った仕事を見つけるための機会」として捉えることで、気持ちが楽になりますよ。
【実体験】面接が死ぬほど嫌いな私が転職成功できた秘訣は3つ
ここまでは、「まずは面接に対する苦手意識を和らげるための考え方」を紹介してきました。
ただ、苦手意識は和らげるだけではなく、成功しやすい具体的なアクションプランも知りたいですよね。
結論、面接が死ぬほど嫌いなら「自分一人で戦わずに周りに頼ろう!」ということをここではお伝えします。
具体的な方法は、以下3つ。
① 転職エージェントは複数登録し、各担当者に頼りまくる
② 知人の紹介でリファラル採用に繋げる
③ 職務経歴書にとにかくこだわる
1つずつ解説していきますね。
① 転職エージェントは複数登録し、各担当者に頼りまくる
転職活動において、転職エージェントは強い味方となります!
私は、5社以上の転職エージェントに登録し、それぞれの担当者に積極的に相談しました。
【転職エージェントを利用するメリット】
自分では見つけられない企業と出会える
企業との面接の日程調整や条件交渉等を代行してくれる
キャリアコンサルタントによる客観的な自己分析や書類添削など各種サポートが受けられる
わたしは面接対策についても、各担当者に個別指導をお願いしました。
面接でよく聞かれる質問に対する回答例や、好印象を与える話し方などをアドバイスしてもらうことで、面接に対する不安を解消できました。
「何を聞かれるんだろう…」「面接官ってどんな雰囲気の人?」など事前に知っておくことで余計な不安も解消されやすいですよ。
また、内定獲得までを共にする、転職エージェントとの相性は超重要!
だからこそ、1社だけではなく、複数の転職エージェントを利用してください。
より多くの求人情報を得られるだけでなく、それぞれの担当者から、客観的な視点からのアドバイスをもらうこともできますよ。
複数の転職エージェントに登録し、それぞれの担当者に強みと弱みを伝える
希望条件やキャリアを明確に伝え、自分に合った求人を紹介してもらう
面接対策についても積極的に相談し、個別指導を受ける
② 知人の紹介でリファラル採用に繋げる
「転職したいけど、面接が死ぬほど嫌いだから応募にすら踏み切れない…」
そんな人には、知人からの紹介で転職活動を行うリファラル採用も有効な方法です。
私は、学生時代の先輩からの紹介で採用に至った経験があります!
【リファラル採用のメリット】
カジュアル面談に近い雰囲気で面接に進められる
紹介者を通じて、よりリアルな職場の雰囲気や働き方などを事前に知れる
紹介者、内定者ともに「採用お祝い金」がもらえるケースが多い
株式会社プロフェッショナルバンクが実施した「リファラル採用についてアンケート調査」では、
企業の80%がリファラル採用を導入済!
そして「通常採用と比べた際のリファラル採用の成功確度が高い」と回答しています。
「類は友を呼ぶ」っていいますもんね!
何気なくSNSで転職しようとしていることを発信して、「誰か紹介して~」と促しても良いかもしれません!
③ 職務経歴書にとにかくこだわる
面接で無理に頑張って話そうとすればするほど「空回りして逆効果」は、
面接が死ぬほど嫌いな人あるあるじゃないでしょうか。
とはいっても、面接で全く話さないのは現実的ではありませんよね。
だからこそ「職務経歴書」にとにかくこだわっていただきたいんです!
【職務経歴書のポイント】
過去の職務経験を具体的に記述し、成果を数字を用いて示す
企業が求める人物像に合致するように内容を調整する
読みやすく、分かりやすいレイアウトにする
面接では、職務経歴書に基づいて話すことで、
面接官からの質問はテンプレ的な質問ではなく、具体的な内容になります。
「この案件では、メンバー間の雰囲気はどのように感じていましたか?」
「このプロジェクトを進める時に、工夫していたことってありますか?」
職務経歴書に記載した事実を掘り下げるような質問が飛び交うようになるので、突拍子もない質問が飛んでくることは避けられるはずです!
後、大本命の企業があるなら職務経歴書に加えて、スライド資料も作成して送るとかなり好印象!
今は、Canva や PowerPoint を使ってデザインのカスタマイズが簡単にできるので、作ってみても良さそうです。
自分の言葉では足りない部分を「資料」に喋ってもらいましょう!
面接官が社内で上司を含めて合否を相談するときにも、良い判断材料としてプラスになるに違いません!
「面接が死ぬほど嫌いで応募に踏み切れない」なら転職エージェントに頼ろう
前述でも記載したように、「面接が死ぬほど嫌いで応募に踏みきれない」という方は、とにかく人を頼ってください。
リファラル採用を狙って友人や家族、前職の同僚に相談する場合にしても
一旦、複数の転職エージェントを登録し、自己分析から始めてみることをオススメします!
面接が苦手でも簡単にできる!面接官に好印象を与える小ワザ
面接が死ぬほど嫌い、大の苦手!そんな方でもできる面接対策を紹介します。
やっぱり最後に大事になってくるのは、スキルより人間性です。
① ノートとペンを用意する
面接中は「お話いただく内容をメモとらせてください」と言って、仕事内容や後で質問する内容をメモると効果的!
普段からこういう姿勢で仕事してるんだな!と無言のアピールができますよ。
② 聞く姿勢を徹底する
うつむかず、面接官の額、ネクタイなどに目線を向けましょう!
大げさにうなずき、相づちをする。
話すのが苦手な人ほど効果的ですよ。
話を聞いてくれる姿勢を感じると面接官も話しやすくなって場の雰囲気が良くなりますよ。
③ 面接後はお礼メールを送る
定型文を送るだけではただの社交辞令。
自分の言葉で感想をそえることを意識してみてください!
面接で話した「○○」という話を聞いて「△△」と感じたと伝えると効果的です。
面接官は定型文に飽き飽きしてるので素直に嬉しい。うまく話せなくてもコミュニケーションとれる人とアピールできる。
【まとめ】面接が死ぬほど嫌いでも、やり方次第で転職成功は全然できる!
この記事では、面接が死ぬほど嫌いだった私が実践して良かったと思える、転職活動を成功させるための秘訣を紹介しました!
ポイントは以下の3つです。
1. 職務経歴書を最大限に活用する
- 職務経歴書に具体的なエピソード、具体的な苦労、具体的な数値を盛り込む
- 面接では、職務経歴書の内容を軸に話す
- 面接官からの質問は、職務経歴書の内容に沿った具体的な内容になる
2. 転職エージェントを複数登録し、各担当者に頼りまくる
- 希望条件やキャリアを明確に伝え、自分に合った求人を紹介してもらう
- 面接対策についても積極的に相談し、個別指導を受ける
- 複数の転職エージェントを利用することで、より多くの求人情報を得られる
3. 知人の紹介でリファラル採用に繋げる
- 知人からの紹介で転職活動を行うリファラル採用も有効な方法
- リファラル採用では、カジュアル面談に近い雰囲気で面接に進められる
- 紹介者を通じて、よりリアルな職場の雰囲気や働き方などを事前に知れる
その他、面接で好印象を与えるための小ワザ
- ノートとペンを用意し、面接官の話をメモする
- 聞く姿勢を徹底し、面接官の目を見て話す
- 面接後には、お礼メールを送る
これらの方法を実践することで、面接が苦手な人でも、ストレスなく、転職を成功させることができます。
諦めずに、ぜひ挑戦してみてください!
※ この方法はあくまでも一例であり、すべての転職活動に通用するわけではありません。